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2020年12月 5日 (土)

医療ひっ迫?

 下記の記事は、11月22日の時点での記事です。

 新型コロナウイルス 医療ひっ迫という報道が続く中

  医療ひっ迫については、少々、ヒステリー的な印象で、それを否定する論評が多い中の現場のお医者さまの記事です。

 連日のように、ある特定の医療機関の情報ばかりがこぞって報道され、木を見て森を見ずの状況となっています。

 しばらく前から頻繁に登場するのが、東京医科歯科大学のコロナ重症ベッドと、あとは旭川赤十字病院です。

 私が地上波のニュース番組を見ている限り、これら2つの医療施設の状況を引き合いに、全国の医療がひっ迫しているという印象を与える報道が非常に多いように思います。

(中略)

 最後に、「医療関係者は「医療提供体制は明らかにギリギリの状況にある」と指摘。「医療が逼迫(ひっぱく)するということは、新型コロナ以外の通常の医療が受けられなくなるということだと国民に分かりやすく説明する必要がある」と強調した。」と結んでいます。(中略)

 現場で変わらず働いている立場からすれば、この感染状況で軽々しく医療崩壊などと報道するメディアには一言、「ふざけるな」と個人的には思ってしまいます。(中略)

 メディアが報道するのは、東京医科歯科の重症8床が連続満床ということばかりなのです。(中略)

 しかし、考えてみてください。

 都内の東京医科歯科大学の重症ベッドや、国立国際の重症ベッドというのは、おびただしい人口を擁する都内中から重症者の紹介を受ける立場にあるベッドなのです。

 こういったトップの重症ベッドが満床になっていることで医療ひっ迫と報道するということは、高名ないわゆる”ゴッドハンド外科医”の手術が数か月待ちであることを医療ひっ迫と報道するようなものです。

 東京都のモニタリング会議に参考として出ている病床のひっ迫具合(最大確保病床の占有率40.7%、現時点の確保病床61.7%)と報道のトーンは違和感があるのも事実ですね。

 まあそういうご商売なのでしょうが。

 コロナ病床を増やして、他の病床を減らすと、他の病気にもしわ寄せがくるよというのは、「医療ひっ迫」というより優先順位の話ではないかという気がします。指定感染症にすべきでないものをいつまでもその扱いにしているというのが、本質であれば、それによって生じる問題は、人災というべき状況でしょう。

 

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