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2020年9月13日 (日)

ファクターXの謎 既に集団免疫?

 日本の奇跡」──世界各国は日本の新型コロナウイルスの感染者数や重症者数、死者数の少なさに困惑し、「ファクターX」を探していた。しかし、ある1人の専門家によって、その謎は解かれた。もはや「新しい日常」は必要ないのかもしれない。

 週間ポストの記事ですが、丁寧に説明している印象があります。この記事は、上久保靖彦先生という京大の教授の説を元にしているようですが。この先生、7月ごろからこういう発表をしていたようですが、大マスコミや特にテレビでは無視されている印象があります。インフォデミックの主犯たちにとっては、不都合な真実だからでしょうか。

 PCR検査の増加に伴って第二波の陽性者は増えたが、致死率や重症化率は大幅に減少。国立感染症研究所が推計した第一波の5月と、第二波の8月の致死率を見ると、全年齢で8月は5月より6.3ポイント低い0.9%で、重症化が心配される70才以上では、8月は5月より17.4ポイントも低い8.1%だった。

そもそも日本の被害は、世界と比べて圧倒的に少ない。アメリカの感染者630万人、死者18万人、医療崩壊を起こしたイタリアの感染者27万人、死者3万5000人に対し、日本は感染者7万人、死者1300人に過ぎないのだ(9月8日現在)。

 なぜ日本だけが──その要因は「ファクターX」として世界中から注目された。ノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥・京都大学教授は「厚労省のクラスター対策」「マスクや入浴などの衛生意識」「BCGワクチン」などを“候補”としたが、いまだ明確な答えは見つからない。

 日本の被害の少ないことは、これまでも言われてきました。だからこそ、検査拡充などは、バランスを欠いた施策となる可能性が高いのですが、その被害の要因が説明できる説が少ないことが、これまでの問題でもあります。前に紹介した感染症7段階モデルも一つの解ではありますが、モデルとしての説明に留まっているところがありました。

 日本において新型コロナの感染や重症化がおさえられたのは、S型、引き続きK型が早期に日本に流入していたことにあるという。今年1月中旬に武漢滞在から帰国した男性が国内最初のコロナ感染者とされたが、昨年末の段階で、すでに弱毒性のコロナが蔓延していたのだ。

 このS型、K型というのは、インフルエンザの感染曲線などから推測される「仮説」でしょうが、ひとつの可能性ではあります。

ここで1つの疑問が生じる。前述の通り、コロナに感染して免疫ができたのならば、「抗体」ができるはずだ。しかし、6月に厚労省が3都府県7950人に行った抗体検査では、東京都0.1%、大阪府0.17%、宮城県0.33%と、抗体を持つ人はきわめて少なかった。これは多くの日本人がコロナに感染して集団免疫を獲得したという「上久保理論」と矛盾するのではないか。

「基準の問題です。抗体検査キットで陰性と陽性の境を決める基準を『カットオフ値』といいますが、その値はキットを作る会社が決めます。日本の場合、すでに発症して入院中の患者を基準にカットオフ値を決めたため、数値が高くなった。それにより、本来は抗体を持っている人まで『抗体なし』と判断されたと考えられます」

実際、私たちの共同研究チームが10~80代のボランティア約370人の抗体検査をしたところ、全員が新型コロナのIgGを持っていた。これはすでに全員が感染していたことを意味します。“原因がよくわからないけどちょっと体調が悪いな”と身に覚えのある人は、感染して免疫を持っている可能性が大いにあるのです」

 「カットオフ値」も含めた抗体検査の精度・判断の問題については、具体的な対象として科学的な議論ができる内容ですね。「集団免疫」重視の立場からは、重要な指標であるはずですので、その辺りはしっかりと検証してもらいたいものです。

厚労省の通達により6月18日からどのような要因による重症化や死亡でも、PCR検査が陽性なら新型コロナが要因とみなされることになりました。例えば、心筋梗塞の持病があって死亡してもたまたま陽性だったら、新型コロナ肺炎による死亡とカウントされる。そうした統計の取り方で重症者や死者が増えている面があります」

 こういう人為的な要因というのが、厄介です。厚生労働省は新型コロナで「利益を受けている人達」かどうかは、わかりませんが。インフォデミックを煽り立て利益を得ている層に対する警戒は必要でしょう。

 この記事レベルだとそうかという感じですが、別のサイトでは、上久保先生は次のような主張をされています。

渡航制限を全面解除すべきです。国内の移動も制限する必要はまったくありません。コロナ感染を無理やり止めようとするから、かえっておかしくなる。むしろ、ずっと制限し続けていたら、日本に第2波が来てしまうことだってあるかもしれません。

 ここまでくると、ブラジルとかの無策派のことが思い出されます。集団免疫派とでもいうべきなのでしょうか。北欧でもあったような。そういう国がすべてうまくいっているわけでもなさそうな気が。

 BCGはオーストラリアでは行っていませんが、死者数は約100人です。オーストラリアは中国沿岸部の国々と関係が深いため、K型が入りやすく、日本と同じく免疫をもっている。

 一方、オーストラリアは白人も多い社会です。つまり、人種が原因ではない。ASEAN、中国沿岸諸国には様々な人種が存在します。HLA(Human Leukocyte Antigen=ヒト白血球抗原)の影響でしょうか? カンボジアやベトナム、台湾に旅行するとわかりますが、とても密で、日本より清潔なところもあれば、不潔なところもあります。しかし、それらの諸国は日本みたいにマスクをしているでしょうか。クラスター制御をしているでしょうか。

 私は決して、自分だけが正しいとは申していません。今後、様々な「ファクターX」を積極的に検証するべきでしょう。

 国それぞれに様々ということですね。特に集団免疫の問題については、抗体という形で検証が可能なわけですから、ぜひ科学的な論証が待たれるところです。

 

 

 

 

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