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2020年3月15日 (日)

花見自粛要請 エビデンスはさておき、ものの程度という点ではどうなんだろう。


 花見シーズンを目前に控え、東京都は都立公園や、都が管理する河川敷での宴会を自粛するよう要請。レジャーシートを敷いて長時間飲食したり、会話をしたりする状況は感染リスクを高めるとして「花見時期は混雑が予想される。禁止はできないが、自粛に理解をお願いしたい」と説明した。シーズン中は職員を各公園に派遣し、宴会をしている人に自粛を求める予定という。

(中略)

屋外で行われる花見について、医療ガバナンス研究所の上昌広理事長は「隣の人との距離が近く、飛沫(ひまつ)感染や接触感染する可能性がないとは言えない。ただ、自粛要請は政治判断で医学的根拠としては弱い。経済的ダメージが大きく賛成しにくい判断だ」と指摘する。 

 なんだか、今回の騒ぎは、昭和の空気と通じるものがたくさんあります。買占めはオイルショックだし、ここら辺は平成への移行のときの、自粛騒ぎにそっくりな印象。

 「可能性はゼロではない」というコマーシャルがありましたが、まあ感染の可能性がないとは言えないですよね。ちなみに、新型コロナウイルス感染症専門家会議の「新型コロナウイルス感染症対策への見解」の「皆様にお願いしたいこと」では、次のように触れられています。

 集団感染が確認された場に共通するのは、①換気の悪い密閉空間であった、②多くの人が密集していた、③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われたという 3 つの条件が同時に重なった場です。

 今回の要請が該当するのは③のみ。冒頭の記事の医療ガバナンス研究所長の談話にある経済的ダメージが大きいということも含め、無責任な要請との印象があります。

 国は19日をめどに対策を見直すとのことですが、こういった程度を外した対策の規制も視野に入れていただきたいものです。

 ちなみに、東日本大震災のときも、自粛の嵐が駆け巡りました。本ブログでも「反自粛」「反自粛2」でも取り上げています。結果的には、ハナサケニッポンなど、東北の側から自粛をたしなめる動きが出て収束したような記憶があります。「反自粛2」にあるように当時の米紙の論評「自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。」というのが、まさに至言。今回は、ある意味日本全体が(世界全体かもしれません。)が当事者。

 最初のうちは、「安易な方法」でもエビデンスがない方法でも、とにかく実施しないとという時期もあるのかと思います。しかし、いつまでも同じ思考では問題があるのではないでしょうか。

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