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2019年2月 8日 (金)

全国一斉緊急安全確認、キャンペーン型マネジメントとどう違うのかな?

 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件を受け、政府は虐待を受けている可能性がある子どもについて全国一斉に緊急的な安全確認を行うことを決めた。

(中略)

虐待相談があった家庭の子どもや、一時保護されたことがある子どもについて、児相などによる緊急の安全確認を行い、必要があれば躊躇(ちゅうちょ)なく一時保護をすること、さらに、一時保護の解除は慎重に判断することを、強く求める。

 政治家によるパフォーマンスの匂いがしてしまいます。ドラッカーを読んだことがある人はご存知かなと思いますが、キャンペーン型マネジメントという考え方があります。

https://diamond.jp/articles/-/2044  (リンク先 自己満足に終わるキャンペーン型マネジメント)

 キャンペーン型マネジメントとは、収益増加月間のように、特定のテーマについて重点的にやっていくような取り組みです。

「在庫減らしの四週間が終わると、コスト削減の四週間が続く。その後は顧客サービスの四週間である。その頃には在庫はもとに戻っている。肝心の仕事はずっとお留守である。トップが考えること、言うことは在庫のことばかり、あるいはクレームのことばかり。ほかのことは何も知りたくないといわんばかりである。」(『マネジメント–-課題、責任、実践』)

 今回の対応が、「緊急確認の4週間が終わると、保護者支援の4週間が続く。その後は、被虐待児ケアの4週間である。その頃には、確認の度合いはもとに戻っている。肝心の仕事はずっとお留守である。トップの考えること、言うことは緊急確認のことばかり、あるいは保護者支援のことばかり。ほかのことは何も知りたくないといわんばかりである。」みたいにならないことを祈ります。自治体側でうまくこなしますかね?

 ちなみにドラッカーは次のようにも言っています。

「キャンペーン型マネジメントは、マネジメント不在の証しである。無能の証しである。マネジメントが、考えることを放棄している証しである。何よりも、部下たちに期待すべきことが何かを知らず、したがって彼らを方向づけする方法を知らず、彼らの方向づけを誤っていることの証しである。」(『マネジメント–-課題、責任、実践』)

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