「あおり運転」との表現に疑問
東名高速道路でのあおり運転による死傷事故で、石橋和歩被告(26)の弁護人は14日、横浜市内で記者会見し、「強制的に車を止めさせる行為は、現行法上は処罰規定がない」と述べ、危険運転致死傷罪を認定した横浜地裁判決に疑問を呈した。 控訴するかについては「判決理由を検討し、刑の重さが妥当かなどを被告と協議し決めたい」と述べた。接見した石橋被告は、弁護人が判決理由を「かみ砕いて」説明すると、淡々と聞いていたという。 弁護人は「(死傷事故は)被告が高速道路上に車を止めさせたのが一番の原因」とする一方、判決について「因果関係の問題にすり替えて、強制停車を処罰することにつながりかねない」と懸念を示し、「立法による解決を図るほかない」と訴えた。
一般市民的には、この弁護人の主張はさっぱり理解に苦しむところでしょうね。「法律家」ムラの論理の危険性かなという気がします。
強制駐車が処罰規定がないという理屈が世間に通りますますかね。(=広く理解を得ることが出来ますか?)
確かに明文化された処罰規定は必要になるのでしょうが、それはこういう主張が出るからではないでしょうか。
そもそも「あおり運転」との表現が疑問です。「あおり」以上の危険な行為ではないですか。こういう行為を「あおり運転」とくくってしまうことで、問題の本質がぼかされてしまうような気もします。
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コメント
りぞあかさん
私も全く同感です
弁護側のあ~いう屁理屈に習えば
未必の殺意による殺人も成り立つと思いますが
いじめも同様にコトの本質をボカす表現だと思います
早い話が、未成年が起こした
恐喝、暴行、名誉毀損事件なんですが
いじめという表現で悪質性を薄くしますよね
日本人は、コトの本質をボカして何がしたいんでしょう?
投稿: まんたろう | 2018年12月15日 (土) 06時26分
コメントありがとうございます。ホント、マスゴミが、「あおり運転」とひとつ覚えのように繰り返すのは、違和感満載です。
投稿: りぞあか | 2018年12月15日 (土) 07時57分