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2015年8月30日 (日)

千駄ヶ谷の富士塚 ~新宿近辺文学散歩その14~

写真

 その後、神宮球場など、村上春樹ゆかりの場所をいくつか、巡っていったのですが、その辺は村上春樹さんにからむ様々な情報からの引用が入るので、割愛させていただいて、ここでは鳩森八幡神社の中にある富士塚を紹介したいと思います。

 この富士塚は寛政元年の創建と言われ、都内で現存する富士塚としては最も古いもので、東京都の指定有形民俗文化財に指定されています。

 富士塚とは、富士信仰に基づき、富士山に似せて作られた人工の山のようなもので、要はこれに登ると富士山に登ったのと同様のご利益があるというもの。

 まあ日本人らしいというか、なんというかですが。

photo  下記のサイトには、都内の富士塚が7ケ所紹介されています。ある意味江戸の人々が富士を愛していたかという証左なのでしょう。

 富士山に行かない人でも、2分で登れる富士塚7選

 登っていくと、烏帽子岩と称した岩などが配置されています。

 このように富士をイメージしたつくりがされているわけですが、最古と言っても関東大震災のときには、修復が行われたそうです。

 それなりの被害があったのでしょう。

 ちなみにこの富士塚のある鳩森八幡神社も由緒ある神社で、貞観2年(860年 正確には村人が祀っていた祠はその前から)だそうです。(鳩森八幡神社 由緒より)貞観というと、東日本大震災で一躍有名になった貞観地震があった時代ですね。

photo  この写真は、銀明水。富士には、山頂に金明水と銀明水という湧き水があるとされているそうですが、それを模したものでしょう。

 私は富士には積雪期しか行ったことがないので、状況はわかりませんが、世界遺産以降、すさまじい混雑の状況では、湧き水も枯れてしまうかもしれませんね。

 山頂を模したところには、ちゃんと祠が建ててあります。

photo  江戸の人たち(いや現在でもかも)このように、富士に思いをはせていたのでしょう。

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