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2014年10月15日 (水)

邪魔はしないけど、リニア推進は不安だなあ・・・。厳しい目を受けるべきは企業を救済する政府である。

 H氏は、見当違いな批判でリニア中央新幹線建設を邪魔しないで欲しいとこういう。

そもそもリニア中央新幹線計画が問題になること自体の意味がわからない。政府が株式を保有していない一民間企業が、自己資金でインフラをつくることのどこに問題があるのか。

 まさにこの点が問題なんですよね。一民間企業といいつつも、日本は大きい企業となると政府が救済する悪い癖があるんですね。東京電力しかり、日本航空しかり、住専のときもしかり。だから不安だと言っているのです。別に邪魔はしてないですけどね。問題があれば、どんどん指摘しておくべきではないですか。それが失敗後に、政府を救済させないための重要なアプローチになるのでは。

 なお引用文中「H氏」というのは、L事件で収監されたIT企業の元社長ですが、元記事には実名が書かれています。ただ元記事自体が週刊朝日の記事の転載であるうえ、著者も本人ではないと思われる(引用的な書き方になっている)ので、念のため仮名にしました。

 もっと筋違いな批判は採算が取れないのではないかという指摘だ。一民間企業の事業が赤字になるかもしれないと、外野が文句を付ける権利はどこにもないだろう。そんなことをしたらベンチャー企業の大半は事業をスタートさせることすら難しくなる。

 だから、ベンチャーと大企業を並べることが間違いなのです。企業は本来消滅を許された組織のはず。ドラッカーは、企業を社会が消滅を許す唯一の組織であると言っています。しかし、現実はどうでしょうか。大きな企業の消滅は「社会的混乱の回避」などと理由をつけて、救済されてしまうのでは。

 大きな組織が消滅することは、後に新たな事業体が育つと考えるべきで、救済するべきではありません。

 「社会的混乱を回避」するのであれば、事業をいかに細分化して、新たな継承者に引き継ぐか考えるべきなのに、これまで「戦犯」を何度血税で救ってきたか。

「私有であることが重要なのは、社会は倒産し消滅する組織を必要とするからである。」(ドラッカー) その消滅の責務を果たさないで続いている企業とその関係者は、不当利得を貪っていると言えるのでは。本来はそれを救済する政府の施策に監視の目を向けるべきなのでしょう。

 大企業だからと言ってチャレンジを非難される謂れはありません。(当然のことながら、株主や利害関係者(顧客等を含みます。)に対する説明責任はありますが。)

 しかし、特にインフラ系の企業については一時たりとも事業の中止は社会に与える影響は大きいものです。

 大企業の失敗に対して、いかに新たな企業に事業を引き継ぐか、法制度も含めた仕組みづくりが必要なのかもしれません。

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