ガラパゴスってホントに悪いこと?
今日の東京新聞で「かわいいトレーラー 欧米発「日本趣味」で進化」という記事が紹介されていました。
けんいん免許のいらない小型のトレーラーを開発した話です。
その記事の冒頭がこれも「ガラパゴス」だろうかとの書き出し。
それを見てふと思ったのですが、ガラパゴスってホントに悪いことなんだろうかといったこと。世界標準とか称する商品だとかを推薦するのに、サービス水準が低いものを無理やり売り込むためのスローガンになっていないかなということ。
スマホなんかは、典型的では。本来であれば、画面の大きさだとかインターネットとの親和性などで勝負すべきところを、競争相手に不当なレッテルを貼り付けることで、自分の電池の持ちの悪さや通話性能の悪さなどを糊塗しているというのは考えすぎでしょうか。
確かに日本独自の制限や社会制度の下で発達するようなものもあるかもしれません。
それが世界に通用しないかどうかは、最終的には売り方次第。
経営資源をつぎ込んでいるという話もありますが、一方で、ロングテールという言葉もあるではないですか。つまりは単なる経営方針の違いでしかない。
ガラパゴス批判をする人間のいうことは少し気をつける必要があるかもしれません。
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