刺青調査や飲酒禁止って単なるパワハラでは?
ネタ切れなので、時事ネタというには、少し時間が経ったものを取り上げます。
タイムリーに取り上げなかったのは、ネタがあったせいもありますが、こういう政治家さんたちは、騒がれて何ぼなので、そういうのに乗りたくなかったというのもあります。
厚生労働省のパワハラの定義は、下記のとおりだそうです。
職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。
両者とも一見、「業務の適正な範囲」だと主張するのでしょうが、問題なのは、介入している中身がどう見ても「業務」の範囲には見えないこと。
仕事の時に刺青を使ったりしているのならば「業務」に関連するといえるでしょうけれども。調査はその域を確実に超えます。ましてや私生活の飲酒禁止も業務とは言えないでしょう。
精神的・肉体的苦痛といえるかとか、職場環境を悪化させるといえるかとかとの議論もあるでしょうけれども。(あれだけ騒ぎになれば、職場環境は悪化していないとは言えないと思います。)
ドラッカーは、業務に関わらないいかなる命令も不当であると言っていたような・・・。
問題なのは、パワハラを見て歓声を上げる人たちです。ショーのように楽しんでいるのでしょうか。
正当でない権力を使うものは、いずれ不適当な行動を行うものです。
ショーのつもりで見ていたら、自分に矛先がめぐってきたとならないと良いのですが。
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