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2011年3月30日 (水)

反自粛

 ダイアモンドオンラインで、藤田康人さんという方が「過剰な自粛は正しいのか?」という記事を書いています。

 メディアによる不安を煽る報道や物不足等が影響し、地震の影響がなかったはずの西日本までもが個人消費が落ち込んでおり、ツィッターなどのソーシャルメディアが更に追い討ちをかけているとしています。

 「不謹慎」とソーシャルメディアを通じた非難が生じ、GDPの6割を占める個人消費が落ち込むことに警鐘を鳴らしています。

 まさに卓見で論理性のない自粛ムードは害多しというべきでしょう。CM自粛でも書きましたが、災害時においても事業の継続は重要な要素です。「あらぬ批判を受けたくないという、責任回避、自己保身のために、様々なイベントや行事、企業活動が中止や延期とされています。」と記事では書かれています。CM自粛も同じような空気を感じます。

 ここで必要となるのは、やはり論理性や冷静さではないでしょうか。例えば、プロ野球の開催で問題となったのは、計画停電中のナイターの電力消費です。それはまずいというのはわかります。

 一方、記事でも紹介されている花見宴会の自粛要請などは論外ですね。夜桜はともかく、昼間は関係ないだろうというのは、明白です。花見をやめたことで、被災者の生活の向上に資するわけではないのです。

 花火大会の中止もやや疑問があります。(夜間のため大規模イベントは電力需要への配慮が必要かもしれませんが。)隅田川の花火大会はそもそも大飢饉の慰霊がはじまりだったはず。精神としては逆に開催し、復興を願うのが筋ではないでしょうか。

http://machimegu.jp/content/hanabishiryoukan

 ましてや個人の飲食やレジャー等の自粛など、ほとんど無意味でしょう。災害支援物資との競合となる防災の備えなどを行うより、被災地以外の人間は、通常の社会生活を継続するほうがはるかに重要です。どうしても被災者の役に立ちたいというのであれば、自粛ではなく、募金等の直接行動をとるべきでしょう。

 冷静さと論理性をもって考えるということは大切です。「ひとつになろう」などという情緒的なスローガンに振り回され、自粛などの誤った行動に出ないように気をつけたいと思います。

  

 

 

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