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2010年12月21日 (火)

殺処分

 高岡で飼育されていたコブハクチョウ10羽が殺処分されました。

以下、下記より引用*****

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101218-OYT1T00636.htm

 富山県高岡市の市営高岡古城公園動物園で死んだコブハクチョウから簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た問題で、農林水産省は18日、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5型)を検出したと発表した。動物園では国内初の感染例。コブハクチョウが飼われていた堀では10日以降、7羽が死んでいる。市は18日、堀に残ったハクチョウやアヒルなど10羽を殺処分した。(中略)コブハクチョウへの感染は、家畜伝染病予防法に基づく殺処分や周辺養鶏場の移動制限の対象ではないが、県は国の防疫指針に従い、18日に監視区域を設定した。

*******

家畜伝染病予防法の殺処分の規定は、冷たいようですが、商品価値維持の観点も入っているのではないでしょうか。法の対象でないのであれば、検査後対応との判断が「冷静な対応」であったかもしれませんね。

 ここで「人命優先」を振りかざし殺処分を行うことは、「感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。」ということと矛盾します。市が行っているリスクコミュニケーションの内容と市の行動が乖離してしまっているわけです。

http://www.city.takaoka.toyama.jp/index_navi/bousai/toriinnhuru-kekka.html

 緊急事態で政治家(もしくは責任ある立場の人)にパフォーマンス要素を入れない冷静な対応を求めることは難しい話だと思います。世間では、果断な対応を求めますし、それに応じないことと批判される可能性があるでしょう。

 こういったことを予防するためには、発生前の段階からどんな行動をとるべきかをリスクコミュニケーションしておくことが考えられますが、それが猫にスズになるかどうか。

 結局、行動に対する社会の目や批判が「冷静」かどうかが大切なのでしょう。

 なお、前述の「感染しないと・・・」との表現には異論もあるようですね。現にヒトへの感染事例もあるわけですし。この部分はリスクコミュニケーションの内容・手法についての論点になるので、ここでは触れません。

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